2019年12月12日(木)、午後6時よりホテルラポール千寿閣で、第111回例会が行われました。
年末恒例の忘年例会、今年は昨年までと趣向を変え、しっとりとジャズを楽しむ大人向けの年納め忘年例会となりました。ジャズテナーサックス奏者の中村誠一氏を迎え、『危険な関係のブルース』『フラミンゴ』『I’ve Got The World On A String』など、人気のナンバーが演奏されました。そして、中村氏のお嬢さんでジャズシンガーの紗理さんも加わると、ラグビーワールドカップで話題となった『カントリーロード』で会場は盛り上がり、アンコールでは『ホワイトクリスマス』の美しい音色が染みわたりました。クリスマスらしいBGMに載せて、会食をしながら新旧の会員が終始和やかに交流を図り、来年に向けて一年を締めくくる3 時間でした。
講師:衆議院議員 あかま二郎 氏
2019年11月11日(月)、町田・相模原経済同友会の第110回となる例会がホテルラポール千寿閣で行われました。
講師は神奈川県第14区選出の衆議院議員・あかま二郎氏。冒頭 には現在普及している各SNSの話に触れ、日本のみならず世界の経済・社会に最も影響力をもつ存在とされるデジタル・プラットフォーマーのGAFA、2020年春から始まる次世代通信・5Gがもたらす未来など、具体的な事例や数値を示しながら、経済人としてどう向き合い、どう捉えるべきか、時代の最先端を切り取った60分の講話でした。
講師:野村證券株式会社 金融公共公益法人部 主任研究員 和田理都子 氏
2019年10月17日(木)、町田・相模原経済同友会 第109回例会がホテルラポール千寿閣で行われました。
2016年にも「来るべき人口激減時代に町田と相模原はどう成長していけばいいのか 」と講演を行った同氏。今回も町田と相模原市の人口推移や労働者予測、5つの指標で計った都市力、経済基盤産業と輸出付加価値額など、多岐にわたる項目を詳細に分析したデータを示しながら、息付く間もなく持論を展開されました。最後は町田と相模原のもつ特性をどう捉え、どう稼ぐ力を生み出していくか。そして、まちづくりをどのようにデザインするのか、21世紀の「新」成長戦略のヒントを次々と投げかけ、60分の講話を締めくくられました。町田と相模原のエコノミストたちが20年後、50年後、100年後に向けたビジネスの成長戦略を描くヒントがぎっしりと詰まった60分でした。
講師:T&A三宅会計事務所 税理士 三宅真弥 氏
2019年9月19日(木)、町田・相模原経済同友会 第108回例会がホテルラポール千寿閣で開催されました。
講師は町田市で開業している三宅税理士。10月1日より施行される消費税の引き上げに向け、消費税率10%の改正について分かり易く、そしてポイントを押さえた講話に会員や経理担当者など約60名が真剣に耳を傾けました。まず、10月施行消費税の改正点の概要に触れ、軽減税率の概要や対象品目を説明されました。続いて 2023年10月から施行される適格請求書等保存方式(インボイス方式)について詳しく解説。このインボイスにより2000億円の税収を見越していること、これにより免税事業者が排除される可能性があることも付け加え、最後に今回の消費税改正について、「儲かったような気になる1年になる。この1年は資金繰りに注意すべき」と注意喚起し、話を締めくくられました。
講演者:タウンツアーズ会長 牧野正氏 うなぎ町田双葉 伊藤俊一氏
梅雨のさ中の2019年7月11日(木)、107回目を迎えた町田・相模原経済同友会の例会がホテルラポール千寿閣で開催されました。
今回の例会は、町田・相模原経済同友会の恒例となっている企画「会員スピーチ」。この春から新たに当会の会員となった2名の会員が登壇され、自身のプロフィールや事業紹介、エピソードを語られました。
最初は主に法人向けの旅行を取り扱うタウンツアーズの牧野正氏。『旅行業と私』と題した講演で、起業したいきさつや会社の特徴、旅行業界の現状等を説明されました。そして東日本大震災の被災地支援を行ってきていること、福島応援ツアーは東京都の支援も受けられることで話を締めくくられました。続いての講話は小田急町田百貨店9階に店舗を置くうなぎ町田双葉の伊藤俊一氏による『人生五毛作~人に恵まれて~』。生まれてから現在に至るまでを振り返りつつ、その時々の大きな出会い、人生を変えたエピソードなどを感情豊かに語られました。京大卒の経済人が何故、うなぎ屋を経営するに至ったか、時代の中で偶然の出会いや転機が絡み合った伊藤氏の人生に来場者たちが耳を傾けた貴重な時間となりました。
講演者:町田・デザイン専門学校 理事長・校長 井上博行氏
2019年6月20日(木)17時より、第106回例会がホテルラポール千寿閣で開催されました。
当初予定していた講師の体調不良により、急遽講師として登壇したのは、今年度の代表幹事に就任したばかりの井上博行氏。皮切りに経済同友会の成り立ちから町田・相模原経済同友会設立の経緯、そして町田と相模原の歴史をお話しいただきました。町田市が神奈川県から東京都に組み込まれた背景についても触れ、現在町田市と相模原市の人口を合わせると約150万人規模の経済圏となり大きな可能性を秘めていること、そして来る多摩都市モノレールの町田延伸を見据え、井上代表幹事が思い描く「町田駅前の再開発案」も紹介されました。新年度最初の例会に集まった会員が、新たなリーダーの思い描く町田と相模原の明るい未来に耳を傾けた、はじめの一歩の例会に相応しい時間となりました。
2019年5月23日(木)17時より、第13回 町田・相模原経済同友会総会がホテルラポール千寿閣において開催されました。
まず、齋藤事務局長と萩生田会計幹事による2018年度の事業報告や2019年度事業計画報告と、前年度の収入支出報告や新年度の予算可決承認が滞りなく行われました。続いて各委員の選任報告と同時に、2年の任期を終えた祇園代表幹事からの挨拶、そして新しく代表幹事となる井上新代表幹事から新任の挨拶がありました。花束贈呈のあとは新たに会員となったメンバーの紹介と挨拶、その後は会場を移動しての懇親会に。立食ではなく、円卓を囲んだテーブルごとの談笑が弾む楽しいひと時は、新代表幹事の井上氏が各テーブルを回るシーンもあり、新たな同友会のスタートが切られました。
講演者:鈴廣かまぼこグループ 代表取締役副社長 鈴木悌介氏
2019年4月18日(木)、午後6時よりホテルラポール千寿閣で第105回例会が行われました。
今回の講師は、2015年に創業150周年を迎えた小田原の鈴廣かまぼこグループ代表取締役副社長・鈴木悌介氏。鈴木氏は小田原箱根商工会議所の会頭や一般社団法人 エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議の代表理事を務めるなど、小田原を中心に様々な活動に精力的に行っています。
冒頭、小田原の古写真を用いて、半世紀前に50万匹の漁獲高を誇ったブリが、ダムや高速道路の開発などで全く寄り付かなくなってしまった現状を話されました。元々、省エネへの意識は高かったという鈴木社長。しかし、311を契機にその想いはますます強くなり、グループ会社の電力を地元の再エネ利用の新電力に切り替えたこと、ゼロ・エネルギーを目指し本社ビルを新築したことなど、様々な取り組みを具体的に説明されました。短い時間の中で地域で再生可能エネルギーの地産地消を目指すことの大切さを熱く語られ、世界の潮流である「SDGs」に触れ、話を締めくくられました。
講演者:株式会社大和屋ふとん 代表取締役社長 齊藤淨一氏
2019年3月14日(木)、午後6時よりホテルラポール千寿閣で第104回例会が行われました。
今回の講師は、オーダーメイド枕を提供する「まくらぼ」を運営している株式会社大和屋ふとんの齊藤淨一氏。企業やアスリ―トに向け全国各地で睡眠セミナーを行う「睡眠」のプロフェッショナルによる60分の講話は、しっかりとしたエビデンスに基づいた内容でした。睡眠は最初の3時間が非常に大切であること、良く寝られたかどうかは起きてから4時間で分かることなど、私たちの健康に密接に関わっている睡眠を様々な観点から分析し、分かり易く説明されました。そして、快適な睡眠のためのポイントを6項目にまとめ、最後にはDr.Sleepingというアプリの活用法を紹介されました。第2部の懇親会でも、参加した50名の会員が講師を囲み、眠りについての興味深いトークが繰り広げられていました。
出席者:町田市議会議員の皆さん
2019年2月14日(木)、午後6時よりホテルラポール千寿閣にて第103回例会が行われました。
毎年、年明け最初の例会は恒例となっている市議会議員の方々との意見交換会。今回は町田市議会議員の方々を招いて行われ、議題は自由民主党からは「小田急多摩線の延伸と計画道路について」、公明党からは「多摩モノレールについて」、そしてまちだ市民クラブからは「町田市と相模原市の連携について」の三議案。町田市が今、まさに直面している重要な各政策について、自由民主党は佐藤伸一郎氏が、公明党は山下てつや氏が、まちだ市民クラブはわたべ真実氏、3名の方々により詳しい説明が行われた後、経済同友会からは株式会社三和の代表取締役 小山氏と、株式会社きらぼし銀行の取締役会長 田原氏が意見を述べられました。町田市の新たなまちづくりに向けた取り組みと、現場で商売を展開する経営者からの生きた提言に、参加者全員が耳を傾け、第一部は予定時間を超えてのお開きに。その後の懇親会では、和やかな雰囲気の中にも第一部の続きがあちこちで論じられる様子が見受けられました。
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